2004-01-01から1年間の記事一覧
君のいない町で、 君から遠く離れて、 僕はびっくりするほど平穏に過ごしてるよ。 また君に会いたい、そう願うこともあるけれど、 僕も君も、お互いが居なくても生きていけることを再確認したよ。 それだけの話さ。別に何かを捨てる決心などしちゃいない。 …
好き。 どう発音するのか想像もつかない。 たった2音節。 真実には足りない。 現実では足りない。 ただの単語。
しばらく帰省してくるよ。 まあ、せいぜい一週間弱だけどさ。 ここに言葉を綴り続けられるかどうかはわからないけど、 手段がある以上は、吐き出し続けるよ。 それが俺を取り巻く人への感謝でもあるし、 自慰行為を我慢するのなんて3日も出来ないことなんて…
楽しかったよ、今日は。 うん、楽しかった。 やっぱり俺は此処を愛してるんだろうね。 後は、君の笑顔が見れて満足したからかな。 その笑顔が俺のあげたものじゃないにしても、 やっぱり君は可愛いから仕方ないよ。 まあ、ここで君を笑わせたいって思えれば…
色彩に乏しい毎日を送ってる気がしてね。 なんだろうね、花の咲き乱れる夕暮れの田園をさ、 スモークガラスの車で脇目も振らずに突っ切ってるような生活だね。 周りには美しいものも愛すべきものも溢れてるのに、 そんなものに手を伸ばす気にもならないって…
「世界の幸福と不幸の総量は一定だ」なんて話をよく聞く。 自分が幸福になった分、同じ量だけどこかで幸福が減っていく、 よくある話だよ。 とりあえず、この国にはちょっと幸福が偏りすぎてる気がしてね。 それを考えたら、少しくらい凹むことがあっても仕…
今日は、手紙は届かなかったね。 ってことは、届くのは来年か、再来年か…… その頃には俺達はどんな気持ちで過ごしているのかな? 少なくとも俺は、あの頃の二人がこういう気持ちでいたことをさ、 嬉しくは思っても、悲しいとか恥ずかしいとか思ってはいない…
きっと今頃はさ、 可愛いあの子も、懐かしいあの子も、 俺の知らない誰かに抱かれてるんだろうね。 ああ、別にそんなことをうじうじ言うつもりはないさ、 俺だって誰かが恋焦がれた誰かを抱いていたかもしれないんだから。 今はとりあえず俺の番じゃないって…
本当に楽しかったよ、今日は。 全く、どいつもこいつも……今日みんながした表情の統計をとったら、 一番多いのが馬鹿笑いで、その次が苦笑いじゃないかなあ? 本当に、俺達は幾つだったっけ? 楽しすぎだよ、いくらなんでもさ。 俺は大人になってもきっとこう…
やっぱり俺は焦ってる……のかなあ? 自分としては結構悠長に構えてるつもりなんだけどさ。 例えばさ、どこか遠くに行くことを考えようか。 海を越えて行かなければならない所にさ、 徒歩で行くって目標を立てた時点でペースなんか関係無いんだよ。 走っていこ…
どうも最近、口が悪くて良くないね。 我ながら申し訳ない瞬間ってのがいっぱいあってさ。 さすがにやりすぎちゃったかなとか、 ちょっとこれはちょっと引いたかなとか。 でもね、それだけ幸せそうな笑顔を見せられちゃね、 どこにでもあるような祝福じゃ、あ…
君の笑顔を見る度に思うことは、 これは自分のものじゃないってこと。 なんだろうね、例えば宝石売り場を覗いているような気分だったり、 満月を眺めてるような気分だったり……そんな感じだよ。 君の頬に手を触れることと、星空に手を伸ばすことは、 俺にとっ…
今日はキツかったけどさ。 何度放り出したくなったかわからないけどさ。 おかげで助かったよ。 俺を捨てる奴はいっぱい居るみたいだけど、 拾ってくれる奴がいっぱい居るってだけで俺は嬉しいよ。 ありがとう。
君のことを話そうかなって思いついたんだ。 いや、別に深い意味は無いよ。ただの思いつきさ。 さて、何から話せばいいだろうか? 例えば君の笑顔?これなら話せる。 泣き顔?……見たことって一回くらいか…… じゃあ、他の顔は?見たことが無い表情はどれくらい…
ラブストーリーのHappy Endの後には、 長い長い日常が待っていることを知っている。 どんな長い坂道や曲がり角を越えて結ばれたとしても、 それはあくまでも、過程でしかない。 その後には幸せな蜜月や、言い争いや、 穏やかな日々や、傷付けあう苦痛や…… だ…
さすがに厳しかったよ、胃カメラは。 確かに俺はここ一ヶ月くらい胃が痛いって言ってたさ。 でも、その一か月分の痛みが同時に襲ってきても、 やっぱりこっちの方が厳しいって思えちまうんだよねえ…。 まあ、酷くはなってないってのを確認出来たからこそつけ…
ちぇっ、まさかそんなことになるとはね。 確かに痛んでたとは思ってたけど、やっぱりそうきたか。 なんだろうね、この痛みを取るために、 未知の痛みに耐えねばない矛盾って。 まあ、愚痴ってても仕方ないし、 実際今もどうしようもなく痛むのは事実だし。 …
2つの鼓動が溶け合う。 2つの体温が溶け合う。 4つの目が1つのものを見つめる。 2つの声が和音を作る。 4つの足が1つの方向へ進む。 2つの手が結ばれる。 1つのリズムが生まれる。 1つの旋律が生まれる。 2つの鼓動がリズムを作る。 2つの声が和…
私は血を吐くように言葉を吐き続けたい。 私は血を吐くように音楽を紡ぎたい。 言葉も音楽も、私の血であることを証明するために。 たとえ、それが不遜な祈りであるとしても。 この声は、届きますか?
貴方が拓いた道を、私たちは歩いています。 貴方が開いた道で、私たちは語り合い、 喜び合い、憤り、涙を流し、そしてまた喜びあっています。 貴方が居なかったら、貴方の尽力が無かったら、 私たちはこのような生き方が出来なかったでしょう。 私たちは貴方…
どうも、俺はあんたらが言ってることが理解できなくてね。 俺達は何のために集まってるんだっけ? 音楽の為になら俺は喜んで殉ずるけれど、 他のものに殉ずるのを強いるために音楽を持ち出すのは卑怯だろ? どうもね、俺には「我々の為に人生を捨てろ」って…
女の子の前でカッコつけられる男って、 やっぱり素直に凄いって思っちまうよ。 そりゃスキルも経験も段違いだけどさ、 あまりにも自然にやってのけるからね。 あんな風に迷いも照れも無く、 「良い所を見せよう」って決断が出来る男が、 そう思い立ったらた…
昨日は久々に演奏会をやったよ。 やっぱり音楽は客の前でやってナンボだからさ、 ソロなんかがあると本当に楽しいよね。 これでもっと上手く演れるともっと楽しかっただけどさ。 どうしてこう楽しそうに演れないのかなあ? 美しい旋律はビクビクしながら聴こ…
俺が飢えてるって?ああ、今更気付いたんだ? 俺はいつも罠を張って待ってるんだよ。 自分の身体よりも大きなモノを食べないと満足出来ないくらいにね。 情けない顔も下らない冗談も全部罠として再利用させてもらってる。 で、何を捕まえたかって? 人の話は…
あんたらには本当に敵わないよ、全く。 本当に苦笑するばかりさ。 でも、それがたまらなく心地良いから仕方ないんだよね。 それが悪意じゃなくて悪ふざけだってのがちゃんと判るからね。 本当にこういうのは楽しいね。 誰だって笑いながら生きていきたいもん…
今日はどうにも不愉快な事があってね。 自分がいかに軽んじられてるか、 自分がいかに歯車としか見られていないか、 そんなことを感じさせられちゃったよ。 でも、この場所のお陰で楽になれたよ。 ここにいる限りは俺は俺として見てもらえるからね。 ああ、…
やっぱり君は二人揃ってる時が一番だよね。 全く、彼氏相手よりもいい笑顔で笑ってるだろ、きっと? 本当、妬けちまうよね。 でもさ、友達ってそんなもんだよね。 俺にもそんな友達が居るって胸張って言えるしさ。 むしろ君にそんな人が居るってのを喜ぶべき…
また、会えるのはとても嬉しいこと。 そして、それが確信できるというのは幸せなこと。 この場所はそんな夢物語を約束出来る場所。 それが嬉しくて仕方が無い。 再会は喜びだけじゃなく痛みなんかももたらすけど、 そういう感情を抱ける人に出会えるというこ…
久し振りだね。やっぱり君が居ると違うな。 元気そうで何よりだよ、本当に。 でも、久し振りだってのにさ、 まるで昨日も会ったみたいに思えちゃうのが不思議でね。 その辺が君の人徳ってやつなんだろうな、きっと。 ああそうそう、君には全然関係ない話だけ…
誰かを救うために自分を犠牲に出来るのは、強さじゃない。 例えば、自分を救う為に大切な人が犠牲になっていたら、 それはとても悲しいことに思えてしまう。 なぜ自分の為に誰かが犠牲にならなければいけないのだろうと、 自分自身を恨んでしまうかもしれな…