祭りのあと。

セックスについて語るという事は、
かつて愛した人について語るという事。
そして自分の願望について語るという事。
全ては机上の空論。
ただの幻。


笑えば笑うほど、
この後確実に訪れる孤独の足音が強く聞こえる。
不出来な寝酒のような淋しさに耐える術など、
僕は持ち合わせてはいない。
残念なことに僕は酔えないんでね。


ああ、楽しかった。
凄く、楽しかった。


淋しいな。