Stop.

時折、在るという事を恐ろしく感じる。
人は只在るだけではいられず、
常に動いていなければならない。
今日の自分は昨日の自分より優れているか、
それとも劣っているか……どちらかでしかない。
今日と同じ明日が来るように願えども、
時はただ一点に向かって流れ続ける。
生きるのは恐ろしい。
しかし死ぬのはさらに恐ろしい。
僕はいつも停滞することを願いながら、
自らの足場を削り取り続けている。