「月に一度の晴れ姿だ、邪魔されたんだから、頬紅くらいは頂いていくさ」 まんげつはそういって、かげのむこうでにたりとわらった。
今宵はどうも紅い月が昇るそうだが 雲は素知らぬ顔して蒼穹に首括られている
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。